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江藤セデカさん(商工新聞愛読者)
商売は社会貢献も考えなければならない
ハリーロード
ハリーロードは、曙橋商店街の真中に位置する絨毯屋さんです。お店には、美しいシルクや羊毛の絨毯やカーテン・ラピスラズリのアクセサリーや美術品・工芸品が所狭しと並んでいます。
1991年、アフガニスタン出身の江藤セデカさん(商工新聞読者)がアフガニスタンの産業や伝統を日本に紹介することを目標に作ったお店です。「商売は社会貢献も考えないといけないと思います」との言葉どおり開店当時から母国であるアフガニスタンやイラン・インド・パキスタンなどへの支援と商売を両立し、売り上げの一部をその支援のために使ってきました。
戦禍に苦しむ母国のためにと、日本の古着や文房具を送ったり、アフガニスタンの重要文化財、無名戦士のための記念碑再建に寄付をしたりと長年援助を続けてきましたが、「一人ではできることに限界がある」とNPO法人イーグル・アフガン復興協会を2003年に設立しました。
「アフガニスタンは、いまだ不安定な状況が続いています。テロや戦争は政治に関係の無い、子供たちの将来を奪っているところが許せない。テロや戦争が起こるのは、人の命の大切さを伝える教育がされていないから。女性がもっと自由に賢くなれば、子供達にもいい教育ができて、世の中が平和になると思います」と、母国アフガニスタンの為、職業訓練校を建設する予定です。
「女性の地位向上や戦争で精神的に傷を負った人々の心の再生を目的に活動してゆく所存です」。「当店の絨毯をお客様に満足してもらい、その売り上げから私の故郷のアフガニスタンに少しでも貢献できれば、これほどうれしいことはありません。アフガニスタンに将来、平和と安定が訪れることを信じて、頑張っていきたいと思います」。
「現地まででかけていき、職人のみなさんの生活のことなど話し合いながら直接仕入れています。だから絨毯をより安い価格で販売できるのです。5月には、お店でバーゲンセールをやります。セールの売上は、アフガニスタンなどの貧しい人々の教育や自立のために使われます。かなりお買い得になるので、地元のみなさんに利用して欲しいです。また、アフガニスタン支援の募金箱を置いてくれるお店も募集しておりますので、お声をかけてご協力お願いします。 |
(聞き手:江島) |
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住所 |
新宿区住吉町9-7 仁保ビル1F |
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電話番号 |
03-5366-6451 |
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HP |
http://www.hariroad.com/ |
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